セクレチンとは
セクレチンは、十二指腸壁から分泌される消化管ホルモンです。
十二指腸壁に酸性のかゆ状液が触れると、これを刺激としてセクレチンが分泌されます。
セクレチンは膵臓に作用し、重炭酸イオンに富んだ膵液を分泌させるとともに、胃酸の分泌抑制に働きます。
看護学生
重炭酸イオンはアルカリ性なので酸性の胃液を中和します
自由に:十二指腸
セレクト:セクレチン
して
いい:胃酸の分泌
よ:抑制
コレシストキニンとは
ここで、混同しやすいコレシストキニンについても解説します。
十二指腸壁に、脂肪やタンパク質分解産物が触れるとコレシストキニンという消化管ホルモンが分泌されます。
コレシストキニンは、消化酵素に富んだ膵液の分泌に働くとともに、胃液の分泌を抑制します。
看護師国家試験にチャレンジ
胃酸の分泌を抑制するのはどれか。
(第105回 午後28問)
1. アセチルコリン
2. ガストリン
3. セクレチン
4. ヒスタミン
答えは3